この記事では、データベースの基本的な操作であるテーブルの作成・変更・削除のSQL文を解説します。
CREATE TABLE文:基本構文
データベースにテーブルを作成したい場合は、CREATE TABLE文を使います。
CREATE TABLE文の基本構文は下記の通りです。
CREATE TABLE [テーブル名]
(
[列名1] [データ型] [この列の制約],
[列名2] [データ型] [この列の制約],
[列名3] [データ型] [この列の制約],
[列名4] [データ型] [この列の制約]
・
・
・
[このテーブルの制約1], [このテーブルの制約2], ・・・
);
テーブル名、データ型、制約を入力します。
テーブル、列の名前の最初は必ず半角のアルファベットでないといけません。名前に使って良い文字は、下記の3種類です。
- 半角アルファベット
- 半角数字
- アンダーバー(_)
同じ名前のテーブルや列を2つ以上作ろうとするとエラーを返します。
名前は重複しないように気をつけましょう。
テーブルの作成
下記でテーブル名がcar_model(車種)のテーブルを作成します。
CREATE TABLE car_model
(
car_id INTEGER NOT NULL,
car_name VARCHAR(255) NOT NULL,
price INTEGER ,
color VARCHAR(255) ,
created_at DATE ,
updated_at DATE ,
PRIMARY KEY (car_id)
);
ALTER TABLE文:基本構文
テーブルを作ってから列を追加したい、削除したい場合はALTER TABLE文を使います。
ALTER TABLE文の基本構文は下記の通りです。
ALTER TABLE [テーブル名] [変更の定義] [列の定義];
テーブルの変更:列を追加する
ALTER TABLE文でテーブルに列を追加したい場合は、ADD COLUMNで列を追加します。
下記でcar_modelテーブルにpriceの列を追加します。
ALTER TABLE car_model ADD COLUMN price;
テーブルの変更:列を削除する
ALTER TABLE文でテーブルに列を削除したい場合は、DROP COLUMNで列を削除します。
下記でcar_modelテーブルのpriceの列を削除します。
ALTER TABLE car_model DROP COLUMN price;
DROP TABLE文:基本構文
対象のテーブルを削除したい場合は、DROP TABLE文を使います。
DROP TABLE文の基本構文は下記の通りです。
DROP TABLE [テーブル名];
テーブルの削除
下記でテーブル名がcar_model(車種)のテーブルを削除します。
DROP TABLE car_model;
まとめ|データベースの作成からテーブルの作成、変更、削除
以上がテーブルの作成・変更・削除のSQL文の解説でした。
基本的なSQL文なのでしっかり覚えておきましょう!
SQLの基礎を学ぶなら下記の本がおすすめです。