ハイセンス(Hisense)、あまり聞き慣れなく馴染みのないメーカーなので口コミや評判が気になると思います。
ハイセンスの家電製品の特徴としてまず思うのは他メーカーと比べると圧倒的に安い!
でも、よく知らないメーカーなので購入を躊躇ってしまうという方もいると思います。

ハイセンスの評判ってどうなのかな?
価格が安いけどすぐに壊れたりしないか心配。
テレビと冷蔵庫と洗濯機をハイセンスで揃えて購入したおーむがハイセンスについて解説します。
ハイセンスとは?

ハイセンスとは、中国発の超大型電子情報産業グループです。
- 家庭用電化製品
- 家電製品
- 通信
- 情報技術
- 不動産
上記の分野の事業を展開しています。
ハイセンスグループは、
- 海信 Hisense
- 科龍 Kelon
- 容声 Ronshen
- 東芝テレビ TOSHIBA
など多くの商標を持つ企業グループです。
身近なところでいうと家庭用電化製品、家電製品であるテレビや洗濯機を目にする機会が多いと思います。
なぜ安いのか
ハイセンスの製品は他のメーカーと比べて価格が安いのが特徴です。
安いのは嬉しいですが、品質は大丈夫なのかと心配に思う方が多いはず。
ハイセンスの製品は主に中国で生産されています。
そして生産された製品は日本にあるハイセンスジャパン株式会社が輸出入、販売をしています。
中国は日本と比べて人権費が安いのでその分価格を抑えて、他のメーカー製品よりも安価な価格を実現しています。
中国製品は「安かろう悪かろう」だなんて言われていますが近年、家電やスマホなどで中国メーカーの飛躍がめざましく、大物メーカーとの統合や買収で急成長を遂げています。
ハイセンスの提携企業
ハイセンスは以下の企業と提携しています。
Whirlpool Corporation
アメリカ屈指の家電メーカーで、1911年世界で初めて電気式洗濯機を発明し、また世界初の全自動洗濯機やドラムを傾けた洗濯機などを生み出してきた企業です。
2008年4月28日、世界最大の白物家電メーカーWhirlpool Corporationと、ハイセンス グループは、合併会社を設立して中国および世界の消費者向けにハイエンドの洗濯機および冷蔵庫を開発、製造するという共同声明を、青島で行いました。
提携パートナー|ハイセンスジャパン株式会社より引用
IBM
間法人や公的機関を対象とするコンピュータ関連製品およびサービスを提供する企業です。
2008年5月23日、Hisense TransTech Co., Ltd.とIBMは、北京国際科学技術産業博覧会で記者会見を行い、高度道路交通分野の技術、マーケティング、およびサービスで協力するという、戦略的パートナーシップ契約に署名しました。
提携パートナー|ハイセンスジャパン株式会社より引用
TOSHIBA
皆さんご存知の国産メーカーの東芝です。
2007年12月13日、Hisense Kelon は、東芝と「冷蔵庫技術導入契約」を結ぶことで、戦略的パートナーになったことを公式に発表を行いました。Hisense Kelon が導入した「デュアルツインファン冷却式ハイエンド冷蔵庫技術」は、東芝が独自に開発した技術であり、世界で最も先進的な冷蔵庫技術といわれていました。
提携パートナー|ハイセンスジャパン株式会社より引用
ハイセンスは各国のメーカーとのつながりを強め、存在感はますます大きくなっています。
東芝テレビ TOSHIBAを買収
2017年に東芝レグザ(REGZA)の映像機器を作っている東芝映像ソリューションを買収すると発表されました。
東芝 TOSHIBAというと日本国内のメーカーで多くの方が知っていると思います。
この買収によりハイセンスの液晶テレビは東芝のレグザエンジンの技術が使用されています。
日本市場でのシェア拡大が期待されています。
ハイセンスの家電製品
- テレビ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- エアコン
上記の家電製品を販売しています。
テレビはハイビション液晶テレビから4K有機ELテレビ、冷蔵庫は一人暮らし向けのサイズからファミリー向けの大容量サイズまで、洗濯機は7.5kgの容量までと幅広いラインナップを取り揃えています。
おーむが購入したハイセンスの家電製品のレビューはこちら。

ハイセンスで統一してしまいました。w
安心の保証サポート付き
中国発の海外メーカーということですぐに壊れたりしないかと品質面を心配に思う方もいると思います。
製品保証が必要ないぐらいに高い品質を実現できればそれが一番ですが海外メーカーだけに限らず、もちろん国内メーカーも予期せぬ事態が起こってしまうこともあります。
ハイセンスの全ての製品には保証サポートが付いています。
購入後に万が一の時があっても、安心感を持って使う事ができます。
ハイセンスの販売シェア率
ハイセンスの薄型テレビのシェア率は以下の通りです。
- 中国:1位
- 世界:4位
- 日本:4位
ハイセンスは中国発というだけあって中国ではシェア1位と圧倒的です。
世界シェアをみても4位となっており、1位からサムスン、LG、ソニーに次いでハイセンスと有名企業と並び、勢いがあります。
意外にも国内シェアも上位5以内にはランクインしており、ハイセンスのポテンシャルの高さが伺えます。
国内シェアだと国内メーカーがシェアの上位を占めていますが、世界シェアで見てみると上位にきている国内メーカーはソニーのみです。
国産信仰の強い日本ですが、国内メーカーが必ず『良い』とは限らず、そういう考えはもう古いのかもしれません。
国内月間販売台数、ソニーを抜く
2019年4月、国内の薄型テレビ販売台数シェアでハイセンスがソニーを抜きました。
ハイセンス初の日本国内TOP3入りです。
1位 シャープ 27.0%
2位 パナソニック 18.8%
3位 ハイセンス 13.42%
4位 ソニー 13.36%
5位 東芝 10.7%
ジワジワと存在感を増してきているハイセンス。
国内シェア上位に君臨する日は近いのかもしれません。
まとめ
- コストパフォーマンスが高い家電製品。
- ハイセンスのテレビの上位モデルには東芝レグザエンジンの技術が使用されている。
- テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンを取り扱っており、ラインナップも豊富。
- 薄型テレビ世界販売シェアはTOP5入り。
- 薄型テレビ国内販売シェアは2019年4月にTOP3入りを果たし、存在感が増してきている。
『良いもの=国産』というイメージが強いですが必ずしもそうとは限りません。
ハイセンスの日本国内の知名度はまだまだ発展途上感があり、これからが注目です。
家電製品をお買い求めの際はハイセンスを検討してみる事をおすすめします。